ブログ

(KAMOS 9月号)「和食」に続き「泡盛・沖縄の食」も世界遺産登録なるか

準備委員会発足

泡盛マイスター協会(新垣勝信会長)が、沖縄特有の食文化と琉球泡盛のユネスコ世界無形文化遺産に向けて、8月に検討準備委員会が発足。「和食・日本人の伝統的食文化」世界文化遺産登録活動の立役者でもある小泉武夫理事長が提唱し、「沖縄の黒麹菌や泡盛が登録される可能性は極めて高い」と、意気込みを語っている。今後は、黒麹菌に焦点を当てて、そこから派生する沖縄特有の文化的価値をアピールしていく方向だという。

黒麹菌とは、泡盛の構造に不可欠なコウジカビのこと。酒の製造過程でクエン酸を大量に生成するため、ほかの麹菌に比べてもろみの酸度を高く保つ特徴がある。亜熱帯海洋性気候と呼ばれる、温暖で多湿な沖縄の気候風土では、様々な菌が繁殖するため、酸度の弱いもろみでは腐敗は必至。その点黒麹菌は、雑菌の繁殖による腐敗を抑えることができる。

古来より、黒麹菌だけを使って酒づくりをしてきた地域が、唯一沖縄だった、という点も世界遺産に推される理由になっている。一般的な日本酒は黄麹菌、焼酎は白麹菌。中国に存在する鳥衣紅局(ういこうきょく)とよばれる麹でも黒麹菌のほかに紅麹菌や酵母などが混合されていて、純粋な黒麹菌を使っているところは世界的に見てもほかに存在しないという。

また、黒麹菌を使ってつくられた酒ならではの風味や香りも、泡盛のおいしさの特徴のひとつ。とくに、年月とともに熟成していき、「古酒」として育つと、その豊かな味わいもますます深くなる。

発行元:NPO法人 発行文化推進機構

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年1月
« 12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

メディア掲載情報

  1. DSCF2834
    2016年8月4日の沖縄タイムス、経済面に泡盛マイスター協会の海外での活動が掲載されました。
  2. 国際カクテル大会終了に、シンガポール&ソムリエ協会(ABSS)の役員の方々と、泡盛マイスター協会(AMA)の新垣会長ほか。
    2016年8月3日の琉球新報、経済面に泡盛マイスター協会の海外での活動が掲載されました。
ページ上部へ戻る